Ⅲ.姫になった日
Music Composed & Lyrics:Paspal
Illustration:千年凜
Vocal & Chorus:桃木真美
鳥の さえずり
木漏れ日に目を奪われ
目を覚ますとそこは
王宮の部屋
いつからか 暮らしにも慣れた頃
私は 物言わぬ人形のように
繰り返す日々
欲しいものは全て 買って貰えた
これ以上何も要らないはずなのに
涼しい風が頬 撫でる夕暮れ
庭の中 一人で遊ぶ
優しい両親は 忙しいから
今日も 一人で遊ぶ
王宮の外も 同じ光景が続く
そう教えられてきて 育ったから
泣き声が聴こえてくるのが不思議だけど
疑問には思わなかった
振り返る日々
贅沢な暮らしを 送ってきた
これ以上望みは無いと思ってたのに
あと少し経てば 約束の歳
この国の姫となる歳
教えてくれた事 すればいいだけ
私の世界になる
碧空の下 偽りの
愛を掲げた王は
宝石がついた指 差し出した
震える私の指に 愛の鎖をつけて
ただ冷たく微笑んだ
- 专辑:緋空に願った反逆の姫
- 歌手:Symholic
- 歌曲:姫になった日