僕(ぼく)は一人(ひとり)
歩いて(あるいて)いる
限り(かぎり)ある時(とき)の中(なか)を
見上げて(みあげて)は問い(とい)かける
灰色(はいいろ)の空(そら)の向こう(むこう)に
幾億(いくおく)回(かい)繰り返し(くりかえし)
だけど答え(こたえ)はない
ー涙(なみだ)が枯れ(かれ)てもー
なぜ僕(ぼく)は作られて(つくられて)
何(なん)のために生きる(いきる)のだろう
野(の)に歌う(うたう)鳥(とり)でさえ
知って(しって)いる答え(こたえ)
ーどこかに忘れた(わすれた)ー
ー小さな(ちいさな)花(はな)を探し(さがし)ー
僕(ぼく)は一人(ひとり) 歩い(あるい)ていく
目指す(めざす)場所(ばしょ)さえ知ら(しら)ずに
僕は一人 歩いていく
果て(はて)のない夜(よる)の中(なか)
すれ違う(ちがう)面影(おもかげ)に
見知らぬ(みしらぬ)誰(だれ)かを重ねる(かさねる)
いつからか求め(もとめ)ていた
まだ会え(あえ)ない笑顔(えがお)
ーどこかに刻んだ(きざんだ)ー
ー夢(ゆめ)の名前(なまえ)を探し(さがし)ー
僕は一人 歩いていく
傷つき(きずつき)疲れた(つかれた)身体(からだ)で
僕は一人 歩いていく
壊れ(こわれ)かけの心(こころ)抱いて(だいて)
星(ほし)ひとつ 見え(みえ)ない闇(やみ)
僕は力(ちから)尽き(つき)倒れて(たおれて)
それでも前へ(まえへ) 手(て)を伸ばし(のばし)
そこにあるものを掴んだ(つかんだ)
温かい(あたたかい)その何(なに)かは
僕の手(て)を握り(にぎり)返した(かえした)
暗闇(くらやみ)の中(なか) 何も(なにも)見えず(みえず)
だけどそこには君(きみ)がいたよ
僕ら(ぼくら)二人(ふたり) 歩いていく
汚れ(よごれ)た手(て)のひらつないで
僕ら二人 歩いていく
朝焼け(あさやけ)の予感(よかん)抱いて(だいて)
僕ら二人 歩いていく
限り(かぎり)ない希望(きぼう)に満ちて(みちて)
僕ら二人 歩いていく
限り(かぎり)ある時(とき)の中(なか)を
from lingyah
- 专辑:ramillete
- 歌手:じゃっく
- 歌曲:暁のための頌歌(オード)