目をあければいつだって
あたたかな声がした
手をぎゅっと握ったとき
握り返す手があった
どれだけ特別なのか
知りもしないまま
なんとなく永遠だと思った
どこにも永遠なんてないのに
終わる日がいつか来るだなんて
思ってもなかった…
また逃げた花びらたち
この手からこぼれてく
すぐ腕を伸ばしたなら
取り戻せる気がしてた
気づかないわけじゃなくて
気づいてた気でいた…
花束をずっと握っていた
花びらはいっも手の中だった
優しさの霧につつまれてた
何にも見てなかった…
そう 誰でも知っている
あたりまえのことばかり
あたりまえ過ぎることほど
忘れてしまうけれど
永遠に続いて欲しかった
どこにも永遠なんてないから
それでも願わずにいられない
永久を 永遠を――…
- 专辑:Blooming Voices
- 歌手:ゆかな
- 歌曲:なんとなく永遠