夕立の後の空を
逃げるように流れる雲
僕等の明日も
こんな風ならいい
抱きしめた僕の腕を
本当はほどきたいのに
じっとしてるのは
最後のガマンだろ?
さよならの場所を選ぶ
余裕さえない程
ぼくら なにを 急いだの?!
※
切り出した“さよなら”は
君の小さな声
はじめに“ゴメン”と
言ったのは僕の声
夕暮れが遅すぎて
影を 踏むのに もう
疲れた あの夏の日の様に...
※
はねた水で濡れた
スカートのすそ 気にしながら
人の波に
君が消えて行くよ
小さすぎる肩を
悲しいと思うのは
自分に向けた
最後の強がり...
あれ程君に言われた
背中丸める癖
それさえ治せないまま
傷付いたふりをして
違って見える街を
楽しみながら
歩くような僕だけど
雑踏でもクラクションでも
こめかみに残ってる
痛みさえも消してくれない
(※繰り返し)
- 专辑:もう恋なんてしない
- 歌手:槇原敬之
- 歌曲:夏のスピード