彼女は見せしめに吊されていた
僕はそれを撃つだけのお仕事
相当恨みを買ってきたらしい
もちろんそんなの僕に関係ない
撃つだけ
でも昔恋を覚えた人に
よく似てたんだ
やめときゃよかった
こんな馬鹿なこと
下手を打ったな
ロープを断ち切って
彼女の手を取ると闇雲に走ってた
隠れるために森へと逃げた
そこで息をついた
その夜彼女の話を聞いて眠った
同情しきってた
起きると金を盗まれ
どこかに消え去ってた
今日とて銃を撃つだけのお仕事
逃げないよう足かせ付けられ
吊るされた奴の顔見て動揺した
かつてこの手で逃がした
人だったから
今度こそ本当に撃つべきと思った
でも
やっぱり撃てない
初めて好きになった人だから
小さな時は勉強も教えてくれた
優しい人
民衆の怒声が僕の背中押す
結局撃ったのは
彼女吊すロープ
「ひとりで逃げろ!」と
僕は叫んでた
次の日僕が吊されていた
君は今何をしてるかな…
- 专辑:終わりの惑星のLove Song
- 歌手:やなぎなぎ
- 歌曲:Executionerの恋