開(ひら)け その胸(むね)の奥底(おくそこ)
かたく封(ふう)じ込(こ)めた 記憶(きおく)の扉(とびら)
罪(つみ)と罰(ばつ)が交差(こうさ)する
灼熱(しゃくねつ)の檻(おり)の上(うえ)に
怨嗟(えんさ)の声(こえ)かき集(あつ)め
積(つ)み上(あ)げて聳(そび)える我(わ)が城(しろ)
光(ひかり)無(な)き天井(てんじょう)から
舞(ま)い狂(くる)うは真白(ましろ)き灰(はい)
骨(ほね)の屑(くず)も遺(のこ)さずに
散(ち)り果(は)てた もの達(たち)の瞬(またた)き
天(てん)は何処(いずこ) 獄(ごく)ならば此処(ここ)
踏(ふ)み拉(し)くは屍(しかばね)の山(やま)よ
その頂(いただき)に辿(たど)りつくとき
あなたは 何(なに)を観(み)る
言葉(ことば)は幾(いく)つも嘘(うそ)を産(う)む
この世(よ)であなたは何(なに)を信(しん)じる
叫(さけ)べ、喉(のど)が裂(さ)けるほどに
求(もと)めた真実(しんじつ)が答(こた)える日(ひ)まで
闇(やみ)も啼(な)かぬ風穴(かざあな)は
腐肉(ふにく)喰(く)らう病(やまい)の巣(す)
音(おと)も立(た)てぬ水底(みなぞこ)は
愛(あい)も奪(うば)われた鬼(おに)の棲処(すみか)
雪(ゆき)の中(なか)に朽(く)ちゆくは
忘(わす)れ去(さ)られた華影(はなかげ)
地(ち)の最果(さいは)て佇(たたず)むは
忌(い)まれ 嫌(きら)われた血(ち)の穢(けが)れよ
救世(くぜ)は何処(いずこ)刑(けい)ならば此処(ここ)
身(み)を溶(と)かすは紅蓮(ぐれん)の迦具土(かぐつち)
情(なさ)けひとすじ煌(きらめ)く
蜘蛛(くも)の糸(いと)などありはせぬ
微笑(びしょう)は何(なん)でも偽(いつわ)れる
この世(よ)であなたは何(なに)に焦(こ)がれる
嘆(なげ)け、そして思(おも)い知(し)れよ
絶望(ぜつぼう)はいつもすぐ隣(となり)にある
足(あし)に絡(から)みつき
心臓(しんぞう)に手(て)を伸(の)ばして
髄(ずい)までも抉(えぐ)り出(だ)す
それが私(わたし)
言葉(ことば)は幾(いく)つも嘘(うそ)を産(う)む
この世(よ)であなたは何(なに)を信(しん)じる
微笑(びしょう)は何(なん)でも偽(いつわ)れる
この世(よ)であなたは何(あんい)に怯(おび)える
醒(さ)ませその躯(からだ)の奥(おく)に
閉(と)じ込(こ)めたあなたの
本当(ほんとう)の奈落(ならく)
原曲 : 少女さとり~3rd eye
- 专辑:HAKUREI RAVE 03
- 歌手:LiLA'c Records
- 歌曲:abyss (Extended Mix)