原曲:【月見草】【竹取飛翔 ~ Lunatic Princess 】
そして昇りゆく日の光に、「一回休み」を知っては。
満身創痍の体を抱え、明ける空の下眠りゆく。
―気がつけばあんたはどこかへ消えて、朝靄に立ち尽くす私。
どうせまた、何食わぬ顔で現れるのでしょう?
―秘策とは何か。勝つために常に敵を知り己を知ること。
だというのに、こいつはどうして寝て過ごしているんだ?
そうしてまた、秋の空に
偽りの月が昇る。
さあ急げ、夜を翔べ!
今宵こそはと、月の照らす下。
蛍を追え、夜雀を追え!
全てはこの大儀の為すがまま。
仮初の永遠は、続くのか?
その彼方、向かって―。
どこか胸が騒ぐこんな夜は、歴史の影に身を潜め。
光る竹の一つになった方は、次の夜をただ待っている。
―誰しも秘密の一つや二つこっそり抱えているものでしょう?
私のズル休みのことは誰も知らない。
―主に先駆けて眠ることなど、仕える者にあるまじきこと。
けれど今朝は床を並べて共に眠れればと…
そうしてまた、秋の空に
偽りの月が昇る。
さあ急げ、夜を翔べ!
月の兎は何を見上げてる。
永遠の、咎人が。
その秘密を隠して立っている。
偽りの箱庭を、壊しては、
もう一つの結末へ―
幾度も夜を止めては
夜明けに涙を呑んだ
全ての「永夜の報い」を受けよと、今、不滅の挑戦者達。
さあ遂に、辿りつく。
本物の満月の光の中。
いつか見た、昔話。
なよ竹の姫の御座すれば。
さあ元凶を、打ち倒せ!
けして解かれぬ難題を解き明かせ!
永き夜のその最後は。
永夜の術が、翻る。
仮初の永遠が、終わるとき。
本当の、夜明けは。そこに―
- 专辑:奉
- 歌手:凋叶棕
- 歌曲:永夜「Imperishable Challengers」