甘い甘い吐息で
その耳に口付け
そっと囁く誘惑
「ねぇ、苦しいんでしょう?」
逆の腕を絡めて
肩に頭預け
遠く見据えて呟く
「でも、生きたいんでしょう?」
見上げた夕焼けは
全て飲み込む程紅かった
絶望と幸せを擁いて
自分の望みもわからぬまま
手探りで進んでた
間違いを怖れながら
相反する想いを抱えて
全てを捨てて逃げたい時は
焦らずに考えて
どちらが、重いのかしら?
小さく見える背中
後ろから抱き締め
肌をなぞって憐れむ
「そう、正解などない」
見上げた欠けた月
背筋が凍る程紅かった
本当は選ぶ事なんてない
天秤の比重など関係ない
わかるのに許せない
何故私は苦しいの
ぼやけているものが怖いだけ
見えない自分に怯えてるだけ
形ある理想像
纏って縋りたいだけ
右に絶望、左には希望
侍らせて歩いても良いでしょう?
自分の心さえ騙せれば
きっと楽になれるのに
絶望と幸せを抱き寄せ
ずっと一緒だよと囁いた
どちらかは選べない
共に歩んできたから
辛い日ばかりではあるけれど
繋いだ左手 目を向ければ
微笑んでくれるから
きっと大丈夫だから
转自:http://bbs.dm123.cn/read-htm-tid-835222-ordertype-desc.html
- 专辑:Dearest
- 歌手:Ether
- 歌曲:蜜月の天秤