流れゆく時を背に今(舞い降りて)
描かれた想い匣庭の中で踊る---
(物語の幕開け 謡いますわ)
『生まれ』
…この城壁(ばしょ)は只のお飾りで
『育ち』
…温もりがあったかも露知らず
(決められた愛で 踊りますかShall We Dance?)
『同じ』
…毎日が或る日終わります
『貴方』
…瞳の先に私が留まった
装飾(かざり)なんて要らない 羽根(つばさ)を与えて
舞い踊れ花びら 夜空に(ひらひら)
望まれる それが望みだった(けれども本当は)
紅い羽根を持った私は(貴方の)
望んでた私にはもう 戻れないの
『流れ』
…時はただ冷たく刺さって
『秘めた』
…蝶の呪い(しんじつ)は鍵を掛け閉ざすだけ
(秘められた愛で 踊れるかしらMay I dance?)
『月の』
…導くは触れられぬ蝶の姿(わたし)
『言葉』
…無くてただその手に留まった
羽根(かざり)なんて要らない 居場所を与えて
導いて花びら 夜空は(怖くて)
伸ばされた手を翻すしか(出来ないけれども)
蒼いその瞳で貴方は(私の)
全てをも理解して(わかってて)そう 抱きしめたの?
居場所(かざり)なんて要らない 貴方が居るなら…
舞い上がれ花びら 夜空を(飾って)
短くて儚い夢ならば(それでもいいから)
永遠の別れ(かなしみ)が見えない位に(ひらひら)
散りゆけば幕は下りずに続くでしょう
- 专辑:月光蝶舞う深紅の花園
- 歌手:Asriel
- 歌曲:月纏の蝶