君が旅行の間留守番
久しぶり一人の贅沢
たまった映画観まくって
人目気にせず泣いて笑って
好きな曲スピーカーで鳴らし
歌いまくってちょっと踊ったりして
一人になってしたかったこと
もはや2日目でやり尽くす
昔持ってなかった物は
全部ある 君だけいない
ただそれだけで
心許なくなってくる
僕は寂しくて狼狽する
君がいない夜に狼狽える
吸い口に火をつけた煙草に
苦笑いするベランダ
ここから目を凝らしても
出逢ったあの日は小さく霞んで
見えないほど長い間
僕は君と生きてきた
「これいいよね?」「面白いよね?」
「美味しいよね?」「泣けるよね?」
最後に付く小さな「ね?」を
言えることは幸せなことで
尋ねたこともすっかり
忘れた頃にその小さな「ね?」の
返事が聞けるということは
もっと幸せだと思った
顔も見ぬまま終わる日も
君を感じて生きてるんだな
だからこんなに今
心許ないんだな
僕は寂しくて狼狽する
君がいない夜に狼狽える
吸い口に火をつけた煙草に
苦笑いするベランダ
ここから目を凝らしても
出逢ったあの日は小さく霞んで
見えないほど長い間
僕は君と生きてきた
一人で過ごす贅沢も結局
こんな風に飽きてしまうのさ
夜空に吐く煙草の螺旋階段
ため息よのぼっていけ!
ここから目を凝らしても
出逢ったあの日は小さく霞んで
見えないほど長い間
僕は君と生きてきた
君の側にいることはそう
飽きることの無い贅沢
- 专辑:Dawn Over the Clover Field
- 歌手:槇原敬之
- 歌曲:ゼイタク(Album Ver.)