春(はる)を告(つ)げる
花(はな)の下(した)で 夢(ゆめ)の中(なか)に沈(しず)む
おだやかな日常(にちじょう)
繰(く)り返(かえ)す他愛(たあい)ない話(はなし)
柔(やわ)らかく微笑(ほほえ)む
その瞳(ひとみ) 誰(だれ)を見(み)ているの?
手(て)をとって
まるで永遠(とわ)に続(つづ)くような日々(ひび)をすごしてきたのに
想(おも)い 溢(あふ)れ
鈍(にぶ)い音(おと)をたてる
風(かぜ)が吹(ふ)く 散(ち)る花(はな)びら
殻(から)を剥(は)がす 護(まも)りきれずに
放(はな)たれた言葉(ことば) 胸(むね)を突(つ)く
隠(かく)し続(つづ)けて
隣(となり)りにいたあなたと私(わたし)はずっと
二人(ふたり)じゃなかった 気付(きづ)いていた
あなたを縛(しば)る過去(かこ)
覗(のぞ)けたら何(なに)ができるだろう
本当(ほんとう)の気持(きも)ちを知(し)ったって
私(わたし)は変(か)わらない
抜(ぬ)け殻(がら)の 違(ちが)う私(わたし)でもいいのなら
代(か)わりにだってなりましょう
冬(ふゆ)が 降(お)りる
ねえ まだ、眠(ねむ)らないで
雪(ゆき)が舞(ま)う あの桜(さくら)も
包(つつ)み込(こ)んで 優(やさ)しく深(ふか)く
目(め)を合(あ)わさず 悲(かな)しく笑(わら)う
わかっていても 切(き)り離(はな)せない心(こころ)
募(つの)りまた探(さが)す
死(し)も恐(おそ)れず 愛(あい)していたと
時(とき)が流(なが)れ
幾度(いくど)の四季(しき)が過(す)ぎ
私(わたし) あなた
向(む)かい合(あ)う先(さき)には
無機質(むきしつ)な 私(わたし)の世界(せかい)
あなただけが彩(いろど)りだった
生(い)きていける光(ひかり)なんだと
わかっていても 切(き)り離(はな)せない心(こころ)
募(つの)りまた探(さが)す
あなた救(すく)える 蝶(ちょう)になって
- 专辑:Evening Wind
- 歌手:EdelSounds
- 歌曲:春を待つ貴女へ