おやすみメランコリア


藤原祐規 おやすみメランコリア歌词

09/29 07:13
月も日も街も眠りにつけば 油のような闇の冷気が 唇から漏れる憂鬱が 爪のすき間に染みこんでくるのさ どうした悲しげな顔をして 余計な心配はもう いらないのさ 夜が明ける前に消えるつもりだから あいつを彼方に葬るのさ 心臓ごと怯える恐怖も 魂を灰にしてしまうよな虚無も 災いともこれでお别れさ 泣かないで 黙って 頷いてくれないか 深い霧の中で目覚めない 虚ろに淀(よど)む朝の冷気に 震えるような不安の種が やがて心を蝕(むしば)んでくのさ 明日は明日の風が吹くのだから 昨天の穢れは消えればいい 降