誰もが皆一度は幼い頃に聴いてた唄がある もう名前もないけど すべてを忘れてしまったわけじゃない ふと流れた口笛 「どこでもいい陽が沈む場所へ連れて行って--」 だなんて 物好きね.貴女 赤橙の街 礫霜の道 手を取って 駆け抜けた 明日が来なくたって 昨日を忘れたって 今.始めましょう さぁ幻想よ 夢を見よ 懐かしい声が呼ぶ夢を 一つずつ夜越えて この未知を暴き続ける 遠き日に刻まれた想いの交わる楽園へ 必ずいつか二人 夢と現の境界さえ越えて 白昼夢にするには 少し勿体無いような気がして でも現実