永遠に似た時の長さ 少年の頃 知らずにいたけど いつのまにこんな遠くまで 生きて来(こ)れたのだろう- 星の見えない 都会の空に スカイツリーの 光が届く 繰り返す罪 手のひらの懺悔(ざんげ) 月は.それでも 愛(いと)しいすべてを 許すから あの日一緒に 泣いてくれた 母の 母の やさしさのように 春の出逢いに 恋焦がれ 冬の別れに 心凍(こご)えても 永遠の月に守られて ここにいることを知る 夢の在(あ)り処(か)を 教えてくれと 無垢(むく)な瞳は 空を見上げる 戻れない日々 あふれる涙