目をあければいつだって あたたかな声がした 手をぎゅっと握ったとき 握り返す手があった どれだけ特別なのか 知りもしないまま なんとなく永遠だと思った どこにも永遠なんてないのに 終わる日がいつか来るだなんて 思ってもなかった- また逃げた花びらたち この手からこぼれてく すぐ腕を伸ばしたなら 取り戻せる気がしてた 気づかないわけじゃなくて 気づいてた気でいた- 花束をずっと握っていた 花びらはいっも手の中だった 優しさの霧につつまれてた 何にも見てなかった- そう 誰でも知っている あたりまえ