落ちてゆくコインが アスファルトころがる 販売機けとばし あなたがふざけて走り出す 風を切る 感触 ずっともう忘れてた 真夜中の街路樹 昨日のしずくが頭をなでた どこまでもかけてゆきたい 指をからませながら思った 自由で陽気な恋人 一緒に笑いころげてたい めぐりあえたことが いちばんの「大切」 どんなあなただって 私なら愛せる 誰よりも確かに見つめてる 立て札を乗り越えて 階段をのぼった 冷え込んだ 屋上 見知らぬビルから夜明けを待った ポケットで軽く揺れてた 缶ビールがしぶきをあげる 大好きな