黄昏 頁風めくり 綴った出逢い 鮮やかに 僕は あゝ 夢幻の中 紅 ゆらり影誘う 描いた記憶 曖昧に 君は あゝ 迷いの中 泡沫のように ささめく物語(ストーリィ) 口づけで遮る結末 どうして君は 悲しい笑顔 愛しき日々 今 心 焦がす 鼓動 強く 抱きしめよう 廻り廻る刹那(とき)は 狂おしく 月を欺き 闇を越え 奪いにゆくよ 夜風ごと 君をこのまま 今宵 ふたり分かつ恋ならば 月に背いて 夢を越え 君と帰りつくから 光射す あの場所に 微睡み 熱い頬触れる ためらう 君を引き止めた 理由(わ