今夜の蒼天に 描いた落書きを ぼくは見てほしくて きみを呼ぶ カーテンが 小さな部屋の 光を遮っていたんだと気付いたよ 何千年何万年 そして 生まれて死んで ぼくたちは 何千回何万回 そんな めまぐるしくも回って 疲れちゃうから 今夜ぼくが とめてあげるよ ほら 長い長い長いよるが ぼくときみの長い長い 長い距離をちょっとずつ縮めて 今 そらの星が 何億光年先で光る ぼくら 青いパーカーピンクの寝巻に 黄色いリュックと真っ赤なポーチが 特急列車をみつけてそっと飛び乗る 今 そらの星が 何億光年先