何度も夜は言った 「柔らかな光へ向かう途中 君は居るか?」 答えない僕に言った 「わかっているつもりで.歩く先 朝は来る」と まだ消えない 日々の憂いも いっそのこと 連れてゆく もう言えない 明日への願いは ここに置いてゆくよ 想いの果て 僕らの国 ゆれる願いだけ残したら 雲雀の羽根 夜を超えるだけ きえる. それでも夜は言った 「穏やかな昨日で 止まりたいと願ってみるか?」 答えない僕に言った 「わからないままで 歩くうちに道になる」と 想いの果て 僕らの国 言える言葉だけ伝えたら 雲雀の羽