響いた白さは 宛てもない日に 頼りない言葉 交わした 爪先の跡 君が湯船に 身を硬くする 愛おしささえ枯れた 遠くなった日々 行かないで その言葉の果てには 泣き出さなかった君の 何も言えない まあるいほほについた 一粒の小川の跡 何度だって.心は死んだ 光あふれる今日の日も! 繰り返し思うよ それも忘れてしまう. 忘れてしまえというのだろう? 静粛にもたれた 愚かなる日々 飴玉のように割れた 愛おしい日々 さよならを 言葉にさえできずに 消えてったその姿を 隠すように 夜はそっとまぶたを塞いだ