絶望は深い闇 そうこんな森のように 照らすものは空に浮かぶ 他にも代わりのききそうな月 願望は絶えず増える 難解な問いのように 一つ考えている間に 雪のようにまた問いが積もるだけ 代償に差し出せるのは もうこの金貨だけだが 全て失うとしても手にしたいものがある 走れメロスってうるせえな 言われなくたって走るから ちょっとの間 黙ってくれないか ねえ 息を切らして走るのは 誰を救うためのものか 立ち止まって少し考えてみる 世界中にあふれてる 叶わない夢の蕾 俺の持っているものも その中の一つかもし