鮮やかな光差す夜に ひび割れた月 空が消えた もう何も見えない雲の向こうに 消えた星の数だけ 涙を流した この瞳に映る全て 模造品だとしても 心だけは 偽れないから この手に触れるすべて 抱きしめられるなら 届くだろう 幻想の世界へ 映すなら 重なる星の窓に 流すなら 激しい雨の夜に 隠すなら 連なる日々の先に 願うなら いつか幻想の世界へ 夜の帳が落ちた海で もう一度眠れば 射手座の下で 目を覚ました時には 隣にいるだろう この夜の果てに何が 待っているとしても 鼓動だけは 止められないから