風が泣くから 海まで吠える 私の心も 砕け散る あなたひとりに すべてを捧げ 愛し続けていたかった 二人一つの 契りさえ みんな幻影 夢ですが 生きて 貴方と この世では 逢えぬ 運命の 二人でしょうか 夢を見ました 女の夢を 貴方のやさしさに 泣きました ひとりぼっちの 私の胸に 愛のぬくもり くれた人 忘れられずに 追いかけて 流れ流され 北の果て いのち 明日へ つないでも 私に 春は 来るのでしょうか 二人一つの 契りさえ みんな幻影 夢ですが 生きて 貴方と この世では 逢えぬ 運命の
冬の日本海
田川寿美 あなたひとり歌词
田川寿美 冬の日本海歌词
北の海は荒れて波の 飛沫(しぶき)が頬を打つ 海岸線の灯りが揺れて 貴方の面影消えてゆく はぐれ鴎が一羽 ねぐらを見つけたの 私にはもう待つ人も ぬくもりも胸もない 涙みちづれ 想い出抱いて 冬の日本海 夜明け間近か風雪(かぜ)が哭(な)いて 心に凍(し)みて来る 愚かでしょうか ふるえる胸が 来ない貴方を待ってます 津軽の海を越えて 離れて来たけれど 恋しさがつのるばかりで 逢いたくて泣けてくる 涙みちづれ 想い出抱いて 冬の日本海 凍りついた指で書いた 最後の手紙です こんなにつらい胸の痛み