名残の月


IKU 名残の月 歌词

09/29 13:17
「ひと雨ごとに寒くなってくね」 雨上がりの 濡れたアスファルト 歩きながら あなたはつぶやいた わたしは空を見上げるふりして にじんだ景色 もとに戻すように こぼれ落ちそうな涙をギュウっと のみこんだ 「さあ 帰ろうか」 ふっと 微笑むシルエット 声に出せずに うなずいた フードがなびく はじまりの季節に戻れたら わたしは何をしないでいただろう? 雨上がりの道を あなたとふたり 「そばにいたい」と 今日も言えないままで 夜風は雲を払い 浮かぶ月 鏡のように 光るアスファルト 歩きながら そっと願