夜の光(原題:新世界より-家路-) 深い夜の雨の道 ひとり影を踏む人よ 流る星の行方には 古き友の夢重ね 懐かしくもあるけれど 想い馳せる暇もなく ふわり ふわり 儚く揺れる 木の葉なぜる軌跡を 星が 月が 紅く照らして 君をおぼろに浮かべる 時計の針はもう二度と戻らない 振り返ったって引き返せない でもまたずっと 今でもずっと あの日の言葉忘れないよ 踏み出す足音 加速して行く 記憶を置き去りにしないように 抱きしめ合って 噛み締め合って 終わらない夜の光を追いかけて 遠い日々を呼ぶ声に 朝は