名も知らぬ華のように 暗闇に一人咲く (なもしらぬはなのように くらやみにひとりさく) 涙雨は 春の夜に はらはらと乱れ咲く (なみだあめは はるのよるに はらはらとみだれさく) 真実と 夢の狭間 心揺れても (しんじつと ゆめのはざま こころゆれても) 今はただ あなただけを 守り続けたい (いまはただ あなただけを まもりつづけたい) 紅の華のように 身を焦がし狂い咲く (くれないのはなのように みをこがしくるいさく) 打ち寄せる波のように 悲しみに一人咲く (うちよせるなみのように かなし