理想論の内情 神様なんてアテにはしないさ 確率の推定 「例えば」なんて甚(はなは)だ滑稽(こっけい)さ 息を殺して 今日も叫ぶの 僕はここに居るよ 君の名を呼ぶから応えてくれ 今はそれだけでも生きていけるんだ 僕をその理由で満たしてくれ せめて今夜も眠れるまで 甘い吐息が絡みつくんだ 髪の毛みたいに 無理矢理にでも流しこむんだ 詰まらせぬように 嘘を隠して 飲み込める程 僕は強くないよ 僕が吐く言葉に気付いてくれ まるで全てが逆さになったようだ 何もなくなるまで壊してくれ こんなもの僕には要らな