貴方は殴る 見るに見かねた神様が止めに来るまで 貴方の両手はいつもあたしの血で乾く暇もないほど 貴方の指に深くあたしを傷つけてくれる指輪がある 見えないようにいつもあたしの背中に回した左手 悪いのは 貴方の手 手 貴方は攻める見たこともない道具と言葉を使って 壊れるくらいにでも傷跡が二度とは消えないくらいに あなたは殴る今じゃ頼みの神様も来てはくれないみたい 貴方の両手も今じゃ自分の血を流すまで止まらない 痛いのは 貴方の手 手 こんな調子じゃ あたしの命 いくつあっても足りない 愛してるわ だ
