空に向かって翳した黒いガラスには 欠けてゆく太陽があり 並んでみた あの不思議な光景を 君はまだ覚めていますか 失ってゆくもの埋めるよう 何かを手探り探したり 優しくなれなかった自分を責める時 思い出す人 彼方まで光を あてるよう 想いめぐれ 今 会えない君へ 伝えたい気持ちが 行き場をなくして はじけたよ 傍で見守ることも 許されぬ今では 消せぬ想いだけが 戒めの様に 胸を刺すよ 言葉ではもう 伝えることは出来ない 気持ちなら忘れようとして 'やさしさ'はそう 時が経てば経つ程 胸に響くものだ