大嫌いだった 憂鬱を責めるような太陽 面白みのない 血も涙もない人殺しのニュース 七時半になって カフェインまみれになって家を出る そんな僕を 惜しげもなく愛する彼女 相槌上手の 憎たらしいほど輝く瞳 でも時々 君は笑いながら残酷なことを言った 泣きながら 叫びながら 本当稀に心を乱す 目がもう 心がもう 壊れそうで 触れた 月明かりの夜 帰りの朝 一人歩くコーヒーとさえない僕 思い出して 嫌なことばかり思い出すんだ 君が言うような 君が抱えるようなことが 僕にもあって 怖くて上手く歩けなくて