雨音が終を優しく告げている 僕らが出会えたのは偶然ではないのさ 動いている針を止めてと嘆いても 朝は来るよ 移り変わる心 景色も同じ 全ては当たり前に過ぎていくよ 悲しくはないんだ 少し眠ろう 静かに微睡む 柔らかな日差しに溶けては消える白 僕らは言葉交わし かすかに微笑み合い 緩やかな喪失を躊躇わず寄り添う それが答え 巡り巡る季節 時が来ただけ 全てを有りの侭に受け入れるさ 悲しくはないんだ 少し休もう 小さく呟く 移り変わる心 景色も同じ 全ては当たり前に過ぎていくよ 悲しくはないんだ 君