眠れないなぁ. じっとしていたって.消えるようで-ドアの向こう側へ. 瞳から.どっと溢れ出た.あめ玉を置いてっても. 気持ちは残りそうで-. 道行けば.さっき.ここで空になった猫が眠る. 最後のあめ玉.おまえにね.あげるよ. じゃあさ.ちょっとだけ大あくびして. 追いかけてきた夜を振り切り. ラララ.唄って.おまえを乗せて. 人気ない川の朝へ-最高だから-最高だから. 数えないと忘れるようなもんは. 車線の向こう側へ弾けて飛んだ. 暗いせいか.睡魔が呼ぶせいか.ボヤけたって. "たったひとつ&q