まほらの戸に立つ 産土(ウブスナ)へ 手向けるは 椿花 夢路の社の 其の奧に よもすがら 咲き匂う 捻れの街角 夕暮れに 影法師 誰を想う からから廻るは 風車 誘われ 君を想う ないしょ ないしょ きこえくるのは よいの さかいの かぐらうた う た え あかやあかしやあやかしの 鳥居 越えたその向こう 歪み歪んだ この心 すべてあいして 喰らいましょう あかやあかしやあやかしの ゆれる狐火 あざやかに 歪み歪んだ この絆 すべてあいして 喰らいましょう ひふみよいむなや こともちろらね しき