時の中にただ 漂うわが身よ 安らかに眠る日を 待ち焦がれている? 古城の片隅 咲き誇る真紅よ 儚さとせつなさで 満たされて散れ 立ちふさがる者は 刹那に消えて なくなればいい この身体に触れる事もさせずに 引き裂いてあげるから 回り始めた 運命がもし この手を離れ 旅立つとしても はかなく消える 魂ならば 私の中で 悪戯に踊れ 暮れ行く館に 舞い降りし闇よ 血塗られた記憶なら 永劫に消えぬ はてなく続いてく 歴史の中に 何を残すの? 始まりも終わりも 来ない世界で あがき続けなさい 永遠を知る