いつも戯れ合うように 笑いたがら過ごすけど 君が触れるあたしは 長く醜い 牙を持ってる 口を噤むように隠した 吐き出したくなる思いほど その腕が そのぬくもりが此処から 消えてしまう気がして 甘い 甘い 花の香り浴びて たちこめるような愛を謳おう 君が笑う その美しいさで あたしは呼吸が出来る 君が拾い上げた ガラクタをからかうと 君は頬を丸めて 猛るボールを返してくる ありふれた毎日の ありふれたしあわせの静寂か この腕に この体に染み込んで 荊を包んでく 甘い 甘い 花の香り浴びて たちこめ