星にだけ打ち明けた 彼を愛していたと 降り向く背中を ビル風が押す とても大事なものを そっと手渡すような 言葉はサヨナラ ただうなづいた オフィスから こぼれる灯が消えて 靴音が急に気になる またお互い いとしすぎて しばり合っても つらいだけ ひとりで歩いてゆくわ 乾いた街角を 濡れていた その瞳 想い出で見守って ひとりで傷ついていた あなたを思う時 止めた涙を 無駄には しない 誓える 変りつづける都会 きっと一途な視線 あなたはあこがれ 追いつづけてる 自動ドアから逃げる ぬるい空気の