眠る魚


大木彩乃 眠る魚歌词

07/30 09:59
滲む指先を裂きながら 流れる空を見た 雨を呼んで 埃残る街を沈めて 漏れる蛇口の水の匂い なぜか懐かしくて 色の薄い唇から 唄がこぼれる 忘れる瞬間が増えることで 深い自由に気付き始めたの もしもあなたが目の前から 消えても構わない 温もりまで奪う川で 私は眠る 冷えた流しに飾りましょう 鉢植えクローバー 幸せなど見えなかった 風に揺れても あふれる毎日も 草の露も 胸に映るままに振舞えたらいい 暗い真昼の針の調べ 近づく雨足に 涙流すことはないと 風が呟く 薄れる憧れを振り返って 今を嘆くよう