空想パラノイア

目が合うと 笑顔になれる 辛くても 寂しくない 弾け出す シャボンのように ふわふわと 気持ち弾む いつからだろう そんな君に ひかれていった 俺は 「おはよう」の4文字さえもが 上手に言えなくて- 大好きだよ 今もずっと 素直にこう.ちゃんと言いたいんだけど 声に出して 話そうとすると 気持ちの裏表 何故が言えなくて- でもね ちゃんと 変わらない想い 気づいてほしい いつまでも 心地よく 揺れるその声 優しさが 全てつつむ 流れだす 小川のように ゆらゆらと 耳を撫でる あの日からもう 俺は

かじかむ手合わせ 白く息はき 先行く姿を 追いかけていた 鼓動に迫る秒針(はり) 焦る想い 届かなくて きっと ふわりふわりひらり これから先へ どこまでも あの日見た空の色を もう一度 見つけたい 気付かない振りも かき消してゆく 眩し過ぎる声 答えられずに 追いついた姿に 手を伸ばす まだ遠くて いつか ふわりふわりひらり 見つめた 場所へ どこまでも まだ素直じゃなくていい 信じた道をゆく 舞い散る 雪の華 頬に触れて この空を見上げた 何か変われるような 気がした まだ知らない明日が 輝

星の光が まだ微かに 小さくても輝いているから 広い宇宙に ただ静かに 願いを込めた この唄を 遠い空に 光る星を 数えながら 流れる雨 溢れる星に願う あぁ-どうか消えないで そっと輝いていて欲しい まだ遥かこの空の向こうまで続いて 月の明かりが ただ優しく ぼんやりと照らしているから 広い宇宙で まだ恋しく 二人奏でた あの歌を 遠い空に 光る月を 眺めながら 零れる雨 輝く月に唄う あぁ-どうかいつまでも ずっと輝いていて欲しい まだ 遥かこの空の向こうまで続いて 君の笑顔 君の声も 抱き