空木ノ穹


arcane753. 空木ノ穹 歌词

10/02 12:38
古の御代より 嗚呼 救いなど無く 唯 死に縋り 奪い合う慈悲 歪んだ片笑みが 世界さえ塗り替えて 闘う為の舞台を飾る 刻は来りて 天の声が鐘を鳴らし 誰を導く 螺旋の階の奥で 乾いた蝶が崩れる様は 蝋で封じられし 亡者等の言の葉 残るは一つ 奪い合う羽 無数の抜け殻は 兵の成れの果て 闘う為の刀は此処に 刻は過ぎ去る 土を割りて灰を散らせ 紅き焔で 十字路に蔓延る影は 痛みも楽も知らず彷徨う 陽炎の風の如く 在り得ぬ心満たす空白のゆめ 誰かが 掴んだ脚 嘆きの沼 刻を隔てて 其の想いが闇を払い