オレンジ色の日差し受けて 芝生で夏に焦がれてた 東京ベイの丘の上に寝転び 雲を抱いてた あれは五月で 君の着てた花柄シャツ さみしい色 その花の名を聞いたけれど忘れた なぜなんだろう? デッキチェアーの下にちっちゃなおもちゃが寝てた うつぶせに捨てられてる人形は まるで悲しい人生のよう そうさ 人間なんて想い出とひきかえに きっと 諦めることを受け入れ 泣いてるだけさ 煙草をやめたり 無茶をしなくなっても カネはたまらない 大人になれと人にいわれたけれど 誰になれる 破れかけてるハートの中にくし