地下に潜り穴を掘り続けた どこに続く穴かは知らずに 土に濡れたスコープを片手に 君の腕を探していた つぎはぎの幸せを寄せ集め泣きながら 君の強さに押し潰されてた 焼けつき 焼けつき 剥がれない掌の跡 ちぎれた翼で赤く染まる雲間を裂いて 上手に羽ばたくわたしを見つけて まゆにこもり描いた永遠は どこに芽吹き花咲くのだろう 朝はやがて闇夜を連れ戻し わたしの目を奪ってゆく 月灯り 手探りで重ね合い縺れては 君の在処になれると信じた 燃え尽き 燃え尽き 戻らない約束の場所 ちぎれた痛みで黒く染まる大地