言葉では追いつけはしない この傷みを許そう- さよならと風に宛て 手を振った突如の別れを 立ち止まるこの僕に 呼び出された想い出たち- 懐かしむと溢る涙に 嫌な顔ひとつ見せずに 映り込んで儚く弾けて香る 詩が辛い 電- 墜ちたような 焦げたこころを 可憐に彩り生きてゆくけど あなたが昇った日を両手で綴じて 祈った僕の手紙は たまらずに震えた- 木々たちは揺れながら 僕を哀れみ噂してる 通い慣れた道だとしても 寂しく咲いたひとつたちに 黙り込んで眼を反らしたまま 歩く自分が嫌い 電- 追いかけるよ