華やかな大通りの棄てられた蝙蝠傘の下 草臥れた尻尾上げて毛繕う黒猫在りました 「ちょいと道往く其処の御嬢さん.御出で此処らで一つ話ましょう」 猫は云う「今日の噺は.そうだ昔に路端で聞いた愉快な悲恋など」 「昔交わらざる身の上の淡い恋に溺れた烏と兎が居ました」 「叶わない夢なのでしょう?オキノドクサマ」 「いいえ.冷たい旅路の果てに二匹身体を捨てて結ばれたのです」 「なんだか可笑しな噺ね」 薄芽吹く街路樹を眺め見るハイカラ服の横 草臥れた尻尾振って手を招く黒猫在りました 「此れは何時かの可愛い御嬢
aster
骨盤P 能く在る輪廻と猫の噺歌词
NOCTURNAL BLOODLUST Aster歌词
Aster 初めて2人交わした約束は今は叶わないまま消える 震えた君を抱き寄せた記憶さえ.遥か遠く感じた夜明け 愛し愛された過去は今も鮮やかに優しくこの胸に響く 泣き笑いあった日々はきっといつだって刻まれている.残酷に 壊れないように.忘れないように 静かに眠る貴方の手をそっと握って 瞳を閉じて 優しく告げた 最後の愛は はかない花の様に散った さよなら 残り香りがいつも君を思わせる.ここにはもう何もないのに うつむくのは慣れてしまった.それでもまだ今だけは. 壊れないように.忘れないように 静