春うららかな 砂浜は 陽炎の 燃ゆる5月 渦巻く風に 抱きしめられ 舞い上る そんな頃も たとえば蝶に たとえば雲に もしもなれたとしても あなたの愛が あるのならば なにもいらない 秋ススキノに 閉ざされた あなたがもういない部屋に 戻ってきた 手紙達が 崩れだす そんな時も たとえば雨に たとえば風に どんなに強く打たれても あなたの愛を 信じていれば 恐くない たとえば蝶に たとえば雲に もしもなれたとしても あなたの愛が あるのならば なんにもいらない あなたとならどこまでもゆける あな