ここに切り取られた一つの時間に落ちたのか 初めからその先が見当たらないのか 「動かない」という紛れもない事実 いずれも降るはずのない彗星を待つ 積み上げられた 人の想いだけが 幾億の時間を超え 二人を繋ぐ いつか終わるものと 知っていながら 受け入れることしか術はないのなら 望遠の目の端にうつす 来るべき明日 眺めれば空しく 思考すればさらに速く 指先をすり抜け 沈み 沈み 確実な終わりを突きつけるんだろう 積み上げられた 人の想いだけが 幾億の時間を超え 二人を繋ぐ いつか終わるものと 知って