蒼い帳が降りてこの街を出る キミと二人で歩く 闇に追われながら 遠いジプシー達が悲しく唄う 砂をまとった風が行き先を告げる 何があろうと微笑んでいて 僕が守るからこの手離さないで 二人だけで歩くこの道と キミが朱く重なる幻想 美しく揺れるシルエット この時をずっと忘れない 歩き疲れたキミを背負い感じた 痛み 不安 寂しさ そして温もりを たとえこの手が引き裂かれても たとえこの目が光を失くしても 襲いかかる刃をはじいて キミの盾となるためはだかる 砂の嵐が切なく舞って 戦う日々を繰り返す そして