肩をさらった 淡い潮風 駆ける 小さな背中を 僕は黙って ただ見つめてた 踏み出せない 狭間で 柔らかい日差し包む教室には 飾った写真達が 笑ったまま 止めどない明日に変わらない僕たちを 凪ぐ水面の先 どこまでも映して このままでいい その瞳に揺れてた儚い想いも そっとしまって- 波が打ち寄せ 引いてゆく 心 距離はかるみたい 君の気持ちが知りたいけれど 触れた手を 払った 昇ってく水の泡 弾けそうな 危うい時が刻む 互いの夢 止めどない明日に変われない僕たちは 凪ぐ水面の上 漂う蜃気楼 守りた