果てなき黄泉(よみ)へ 誘(いざな)う 時計の秒針でさえ 調和 音色に 震える 今 御馬(おうま)の尾っぽの弓を持ち 完全5度のガット弦さえ 振るわせる 指先 魂柱(たまばしら)に込めたるのは 鬱の音色に 愛の旋律 白色光(はくしょくこう) 煌めく 金色(こんじき) ビストンで 躁(そう)の気持ち紡ぐ 和音に 乗せたなら 幻(まぼろし)が手招いている 最中(さなか)に 鍵盤の 黒だけ選んだら 果てなき黄泉へ 誘う 時計の秒針でさえ 調和の 音色に 震える 三重奏(アンサンブル)を 奏でて 巻き戻