世界の果て扉の前に旅人がひとり "光の幻" この顏は降り注いだ黒い雨に焼かれてしまったんだ 傷付いた足で錆び付いた足で彷徨い続けた "生命の静寂" 確実な囁きはも聞こえないよ 夕闇の電波塔 教会の鐘音 変れりゆく世界を伝えに来たのは 遠い未来の向こう 羽根の無い僕らが 飛び立とうとする証だったのだろう 有害な電波と 崩壞の足音 拾い取ったラヅオ ノイズを奏でた 見つめ合った愛も 笑い合った日々も 凍え切った空に飲み込まれてゆく ねえ.世界の終れりもであと何分何秒?