夜明けに溶ける 細い指先 あの微笑みと 空になった籠 繋ぎ合わせた 記憶も掠れ もう-- 夜闇に沈む 願いを手折る 心音の雨 ぽつり.また落ちて 戻れる場所も 優しい聲も 今はないから このままで 手を伸ばして 願うことも すこし疲れたよ 淡い色で 揺らめくのは 戻ることない 軌跡 身を焦がす 冷たい火 胸を侵した 小さな罪 君のこと 思うほど 消えたいほどに だけど生きてる 記憶.斷片.鳥籠の日々 ウソツキだった 僕を責めていて 焔のむこう 枯れた花さえ 潰え 戸惑いながら 飛び立つすがた 佇